SMBCコンシューマーファイナンスのブラックリストをCICから削除した時効援用成功事例

解決事例17【SMBCコンシューマーファイナンス】

三重県にお住まいの方から、CICに登録されているブラックリストを消したいとご相談がありました。

20年くらい前にプロミスで借りた借金でした。

ご本人曰く、10年以上は支払いも連絡もしておらず、ここ数年は請求書も届いていないということでした。

今後、ローンの審査が通るようにしたいということで、なるべく早く信用情報をきれいにしたいということで当事務所にご連絡を頂きました。

以下のページで、SMBCコンシューマーファイナンスの対処法を紹介しているので参考にしてください。

ご本人さまが取り寄せた信用情報を確認したところ、契約内容は以下のとおりでした。

クレジット情報

  • 契約年月日 ➡ 【空欄】
  • 返済状況 ➡ 【空欄】
  • 異動発生日 ➡ 【空欄】
  • 終了状況 ➡ 【空欄】
  • 残高 ➡ 49万円
  • 商品名 ➡ カードローン
  • 貸付日 ➡ 平成18年
  • 遅延有無 ➡ 元本利息
  • 保有期限 ➡ 【空欄】

平成18年にプロミスのキャッシングを利用したものの、その後未払いになっているという内容でした。

返済が始まった時期は【返済状況】の異動発生日で確認できますが、15年以上前から滞納しているような場合は【空欄】になっていることがあります。

時効の条件

  • 最後に支払いをしてから5年以上経過している
  • 5年以内に支払いの話をしていない
  • 10年以内に裁判を起こされていない

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ご本人に確認したところ、5年以内にプロミスと話をしたり、これまでに裁判所から書類が届いた覚えはないということでした。

よって、今回は時効の可能性があると判断しました。

そこで、当事務所が内容証明郵便でSMBCコンシューマーファイナンスに対して時効の通知を送りました。

その後、あらためてCICを確認したところ、SMBCコンシューマーファイナンスの事故情報が消えていました。

これにより、プロミスの借金だけでなく、CICのブラックリストも抹消することができました。

内容証明作成サービスであれば、借金の支払い義務を消滅させるだけでなく、信用情報に登録されている事故情報を消すことも可能です。

ご依頼件数8000人以上

プロミスの正式な会社名はSMBCコンシューマーファイナンスです。

よって、プロミスの支払いを数ヶ月滞納してしまうとCIC、JICCに事故情報が登録され、これをブラックリストといいます。

信用情報がブラックになっているとその間はローンの審査が通りづらくなります。

延滞が継続している間は基本的にブラックリストが消えることはありません。

よって、今後住宅ローンやクレジットカードを作りたいのであれば、なるべく早めにブラックリストを消す必要があります。

ここがポイント!

プロミスを滞納すると信用情報にブラックリストが登録され、延滞が続いている間は消えない

CICのブラックリストを削除する方法は2つです。

一つは借金の完済で、もう一つは時効の援用です。

もちろん、時効の条件を満たしていない場合は完済するしかありません。

完済する場合に注意しなければいけないのは、CICに記載されている金額は元本に過ぎないという点です。

プロミスの場合、遅延損害金が年26.28%で加算されることが多いので、例えば元本が50万円で10年滞納している場合は損害金だけで131万4000円となります。

よって、元本と損害金を合わせると181万4000円を支払うことになります。

ここがポイント!

完済する場合は滞納している期間に発生した損害金を加算した金額を支払う必要がある

これに対して、時効が成立した場合は損害金のみならず、元金に関しても一切支払う必要がなくなります。

よって、金銭的な面では完済するよりも時効の援用をした方が圧倒的にお得です。

ただし、時効の可能性があるにもかかわらず、先に返済の話をしてしまうと債務承認となって時効が更新してしまうのでご注意ください。

債務承認になる行為

  • 借金を支払う
  • 和解書にサインする
  • 電話で支払いについて話をする

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ブラックリストが抹消されるまでの期間は完済と時効で違いはなく、どちらも5年です。

つまり、CICでは完済をしても時効が成立しても事故情報がすぐに消えることはなく、5年後に抹消されます。

ただし、今回のケースのように【返済状況】に異動発生日が登録されておらず【空欄】になっている場合は時効成立後すぐに削除されます。

これに対して、JICCの場合は完済は5年ですが、時効であればすぐ抹消されます。

これはJICCの運用では時効が成立すると起算日に遡って完済したことになり、その時点で登録期間の経過によって延滞情報が削除されるからです。

CICのブラックリストが消えるまで

  • 完済 ➡ 5年
  • 時効 ➡ 5年 ※ただし、異動発生日が登録されていない場合はすぐ消える

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SMBCコンシューマーファイナンスは不良債権の一部を子会社のサービサーであるアビリオ債権回収に譲渡しています。

債権がサービサーに譲渡されるとCICでは5年、JICCでは1年で譲渡会社のプロミスのブラックリストが抹消されます。

なぜなら、サービサーは貸金業者と違って信用情報機関に加盟していないからです。

よって、プロミスの場合、アビリオ債権回収に債権が譲渡されてから5年以上経過していると信用情報からSMBCコンシューマーファイナンスのブラックリストは消えています。

ただし、借金自体はアビリオ債権回収が引き継いでいるので、同社から請求を受けたらすみやかに時効の援用をおこなう必要があります。

ここがポイント!

完済や時効援用をしていなくても債権譲渡から5年でブラックリストが消える

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当事務所はSMBCコンシューマーファイナンスの時効援用実績が豊富にあるので、ご自分で対応できない場合はお気軽にご相談ください。

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